アマビエだるまの誕生

コロナ禍で世界がパニックの2020年春。


マスクやアルコール除菌液が

普通にお店で買えなくなっていた3月11日。


SNSで流行っていた妖怪「アマビエ」の姿を描いて

みんなに見せるといいというアマビエチャレンジを実行! 

私は、出雲だるまのフォルムに「アマビエ」を写しました。

「アマビエ」は体はウロコに覆われ、長い髪にクチバシ、3本の足。

スターバックスのキャラクターの人魚に似ているでしょうか。

伝記によると「アマビエ」は妖怪というよりは神様に近い<預言妖怪>とされます。

出雲は神の国だし、鳥取は妖怪の国。

これって、山陰こそ得意な分野!!!!!

と個人的には興奮しながらのチャレンジでした。 


まだコロナがピークを迎える前、 SNSで少しずつ反響があり、

職人がテレビ取材を受け、全国から問い合わせをいただきました。


その反響に複雑な心境ではありましたが、 

問い合わせの皆さんが不安な気持ちを  

この「アマビエだるま」をみて少し解消されたという言葉をいただき

職人ともよかったねと話しながら、

今日、緊急事態宣言が少し解除のニュースを聞いた日でした。  


アマビエだるま通販サイト

山陰中央テレビ取材記事



 一匹の妖怪がSNSを席巻している。「アマビエ」という名の妖怪が。  この妖怪について伝えているのは、京都大学附属図書館が所蔵する一枚の摺物すりものである。それには次のようなことが書かれている。  弘化3年(1846)、肥後国(熊本県)の海中に毎夜のように光るものがあり、役人が確かめに行ったところ、海中に住む「アマビエ」と名乗る怪物が現れ、当年より6年の間は豊作が続くが、病気が流行するので自分の姿を写して見せるように、と告げて海中に消えた、という。摺物の左半分にはその「アマビエ」の姿が描かれている。一見すると髪の長い人魚のようにも見えるが、鳥のようなクチバシ状の口があり、目や耳は菱形で、まるで「ウルトラマン」に登場する怪獣のようなデザインである。およそ江戸時代離れした造形センスで、一度見たら忘れられない、何とも言えない味わいがある。

アマビエ伝記




DARUMARINGO達磨林檎

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