埴輪の考案者

埴輪って誰が考案したかご存知ですか?

今から2000年ほど前に垂仁天皇(すいにんてんのう)は出雲国(いずものくに=現在の島根県東部)の野見宿禰(のみのすくね)と大和国(やまとのくに=現在の奈良県)の当麻蹴速(たいまのけはや)と相撲を取らせるために招きます。野見宿禰(のみのすくね)は見事、勝利をおさめるとそのあと天皇に仕えます。相撲は神事と言われますが、野見宿禰(のみのすくね)が相撲の祖とされるようです。

この時代、大王がなくなると墓の周りに家来もあの世でも仕えるために生きたまま埋める風習がありました。野見宿禰(のみのすくね)は殉死者の代用品を土で埴輪を作り、多くの命を救ったそうです。その功が称えられて天皇からは「土師職(はじつかさ)」を与えられます。

また、太宰府天満宮に祀られている学問の神、菅原道真公。実は野見宿禰(のみのすくね)が祖先だそうです。相撲と埴輪の知恵で文武両道の野見宿禰(のみのすくね)。知恵の家系だったと言えますよね。

先日、福岡県の真ん中に位置する王塚古墳のある桂川町で縁があって仕事をしたのですが、このあたりも土師一族が古墳を作ったのでしょうね。町に「出雲」という地名もあって出雲、奈良、福岡。歴史って繋がっているのだなぁとしみじみ。

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国内でも有数の、ひいては日本を代表する超一流の装飾古墳として有名な「王塚古墳」の魅力を余すところなく紹介する「王塚装飾古墳館」。館内では古代6世紀中頃に作られたという様々な出土品が展示され、ムーディーなライトラップと共に雰囲気を盛り上げています。中でも王塚古墳を実物大で、かつ発見当時の色彩鮮やかな壁画を再現したという地下のレプリカは、まさに古代の洗練された芸術そのものです!嘉穂郡桂川町の土師地区、県道66号線沿いにある「老松神社」は、西暦70年頃に土師氏の一族がここに出雲大社の分社を建立したのがはじまりと考えられている歴史の深いお社。綺麗に整備された境内には清々しいまでの空気がただよい、町のいこいスポットとしても親しまれています。毎年4月と9月に行われる例祭では、五穀豊穣・家内安全を祈願する「土師の獅子舞」(県指定無形文化財)が奉納され、嘉暦3年(1328年)から一度も途絶えたことのない伝統ある勇壮な舞は要注目です!嘉穂郡桂川町の土師地区、泉河内川の支流沿いにある「桂川町グラウンド・ゴルフ場」は、近年、小さなお子様からお年寄りまで幅広い年齢層に人気となっているグラウンドゴルフを4コース・全32ホールにわたって楽しめる充実スポット。コース全体に天然高麗芝が植えられているほか、通常のゴルフコースと同じく、障害物やバンカー、起伏、樹木などが配置されている本格派で、日本グラウンド・ゴルフ協会からも公式に認定されています(県内ではこことグラウンド・ゴルフクラブ若宮の2ヶ所だけ)。嘉穂郡は桂川町の土師地区、標高約378メートルの弥山岳の中腹に広がる「湯の浦総合キャンプ場」は、地域のふれあい交流の拠点としてつくられた充実のキャンプ施設。場内には、星が見える天窓付きのセントラルロッジをはじめ、バンガロー5基、テントサイト炊事場、などがあり、鳥のさえずり、小川のせせらぎに癒されながら、豊かな自然を思う存分楽しめるスポットになっています!嘉穂郡桂川町の土師地区、標高約378メートルの弥山岳のふもとにある「やすらぎの森・湯の浦森林公園」は、広々とした空間が気持ちいい地域のいこいスポット。園内にはイベントなどにも使用できるステージや、子どもたちが喜ぶ木を使ったアスレチック遊具、おさんぽ中の休憩にも便利な東屋やベンチ付きの藤棚などもあります!

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